2013年は華やかなクリスマスとなった。週末は娘の高校の友だちと。
そしてクリスマスイブの朝は今期最高級の獲物に恵まれた。
アラ、ノドグロ、アヤメカサゴ、カサゴ。
アラは九州地方ではクエを指すが、こちらではオキスズキのこと。もともとはスズキ属に分類されていたが、2000年にハタ属になったという不思議な魚。相模湾では漁港でも良型が水揚げされることはめずらしく高値取引されるそうだ。この魚、皮を引き少し厚めに切ってのしゃぶしゃぶが最高とのこと。ノドグロは都内の割烹でも近年存在感を増している魚。両方とも、釣ったのも食べるのも初めての魚である。
娘の小学校時代からの親友が魚好きとのことなので、さっそく招待し、しゃぶしゃぶ。
しかしクリスマスイブに、アラしゃぶとは、なんともシブいJKである。
ノドグロは半身ずつ焼き霜と煮付け。初めて食べる魚だったが、確かにカサゴより美味い。230mから引っ張り上げた苦労の甲斐があったというもの。
アヤメカサゴとカサゴは定番の煮付け。ご飯が進む。しかし2合は食い過ぎだ。
そろそろ年末用の魚を調達しなければならない。
アラは日持ちのよい魚で3日ぐらい寝かしておいた方が滋味が出るらしい。
正月から逆算すると29日あたりに釣れれば、とは思っても、そうそう釣れる魚ではない。
今期はマダイが不発である。
反面、ハタ、カサゴ類が好調なので、正月もこの流れでいくことになりそうだ。