ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

子鹿、あるいは巨神兵の気持ち。

f:id:cippillo:20140915100531j:plain

海ははや秋の風。朝など少し寒い。
こうしてぼやぼやしているうちに、冬になり今年が終わる。このままでは、ただ立つことさえできないまま2014年を終えるおそれが。
早朝に娘と出撃。今回、娘は公式認定員。立ち上がった時間を計測しスタンドアップ公式タイムを認定してくれるはずだ。
前回までの反省で、落ちる恐怖が邪魔をしていることに気づいた。落ちていいやという気持ちでやれば、意外にすんなりいくのではないか。
ということで天袋からトライアスロン用のウェットスーツを引っぱりだした。今日こそ本気である。

f:id:cippillo:20140915100528j:plain

娘はチャリ、私は原動機付自転車で出撃。あまりにもぱっつぱつのウェットスーツを着ているためチャリを漕げなかったのである。


波なし、風なし、航海よーし!
f:id:cippillo:20140915100527j:plain


まず、体の軸、センターを出すことに集中する。頭の芯、体の中心、骨盤の中心、丹田。しかしひとりでやっていると、アホにしか見えない。
f:id:cippillo:20140915100529j:plain


波乗りして遊んでいる場合じゃなくて。
f:id:cippillo:20140915100525j:plain


立った。20秒×2セット。でもなんかぎこちない。立つだけで筋肉がぶるぶる。
f:id:cippillo:20140915100524j:plain


3セット目。わざと小刻みに左右にボードを揺らし、体がかたくならないようにしてみたら、へんに力んでいた筋肉が自然とゆるみ、かわりに体幹を支えるインナーマッスルが働きだす。


f:id:cippillo:20140915100530j:plain

われながら、このような美しい立ち姿は、ここ20年見たことない。SUPの上では正しい重心で立たないといけないから、背中がまるくなったり、首を突き出したりする悪い癖が矯正されるようです。


バンザイで終了。
f:id:cippillo:20140915100526j:plain


本日のスタンドアップタイムは計80秒。(公式認定員による)


まだ立つのが精一杯で漕ぐことはできません。


SUPの上で釣りやらヨガをするなんて、まだ想像もできない。