ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

ハンディで流線型のアイロン(スチーム付)

 エキストリーム・アイロニングについての、機材的考察のつづきである。
 前日紹介したNAOMOTO社製の業務用アイロンは、ステルスのような機能美のボディを持った惚れ惚れするような逸品であったが、決定的な問題が見つかった。
 スチーム直入式で、電気が使えない!
 さすが業務用である。
 電気で動くとなると家庭用となってしまい、機材にこだわる僕としてはがっくりテンションが下がってしまうのだが、アイロン初心者としてここは謙虚に家庭用を物色す。
 まず、とにかく軽量なもの。
 だはは! ハンディアイロンなるものがあるではないか。


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 電力35Wで重量 240g。カッコ悪いのはやむなしとして、スペックとしては魅力的だ。
「鏡面静電気防止処理、光沢半永久」・・鏡面加工は空力にプラスに働きそうだ。
「あて布 1枚つき」というのが泣かせる。いつでもどこでもアイロニングだ。
 しかし、「10〜15分間通電させ加熱鏡面を暖めてください」
 こ、これはなんだ?? そんなことをしていたら、競技にならないではないか。
 それに、やはりこのカッコ悪さは、競技者としてはゆくゆく心労になりそうだし、いくら競技だからといっても、これではアイロンがけに対する冒涜ではないか? 本来、アイロニングとは、仕上がりの美しさこそ追求されなければならないのだから。
 次!


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 うん。軽薄だ。
 業務用のイブシギンのような渋さからはほど遠くポップだが、ぎりぎり許せるデザインではある。カワサキのレーシング・オートバイクに乗りながらのアイロンがけなら、じゅうぶん見栄えしそうだ。
 パワースチームボタンがターボっぽくて、その気にさせる。
 しかも流線型のハンドルは折畳みもできるというから、空力も抜群だろう。
 重量1.5kg。
 まずはポップな候補としてリストアップだ。
 諸元はこちら(PDFファイル)→http://www.tsannkuen.jp/tkj/jsp/doc/2004-6/1087281724738/tsk-724cds.pdf