ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

湖漕ぎ・山走りと叔父の愛

2011年は5回目となる四尾連湖。もはや中毒。

チャリダー、ハイカー、カヤッカー、そしてアングラーとトレイルランナーも満悦の地。

今回は山走りにもチャレンジ。

往復7km、標高差400mの山頂往復コース。富士や八ヶ岳、南アルプスの眺望がみごと。

ラン7.5km。弟は100kmトレイルランなどで鍛えているだけあって、タフだった。

カヤックは合計6km。ほとんどは釣り場調査だ。今回は、小学1年の甥っ子に自力で釣りをまっとうさせるのが目標である。ミミズ堀りから、エサづけ、キャスティング、魚の取り込み、針はずし、さばいて調理(?)まで。しかし厳しい釣りが予想されたので、カヤックで湖をぐるぐるまわって、事前に釣れる場所を絞り込んでおく。感心な叔父である。

そんなことをしていたら、いつの間にか子どもの輪。釣り教室みたいになってしまった。しかも、この子どもたちは、ぜんぜん知らないよその子どもである。あとで水明荘のマスターに「子ども何人いるんですか?」といわれたので、ひとりですよ、とこたえたら不思議そうな顔。

よその子たちが帰って行ったあと、やっと甥っ子と出艇。

 

 

さて、釣り場を絞り込んだ。甥っ子は岸から、僕はカヤックから釣り。船からは手助けできないから、彼はひとりでやるしかないかっこうだ。厳しい叔父の愛である。

この大人は通りすがりの人。釣れたのを見て、びっくりしていた。

好調に釣りをする甥っ子。合計3尾。最後のは35cmぐらいあった。

「どう? 釣りって、ちょろい?」と訊ねてみると、

「むずかしい」と厳しい表情。感心な小学1年である。