このところ正月休みでどこも管理釣り場は人であふれている。
すそのフィッシングパーク、東山湖、柿田川フィッシュストーリー、開成フォレストとめぐってみたりもしたが、どこも2m間隔で人が立っていて断念。
それでも娘がどうしても釣りをしたいと言うので、彼女の金で朝イチから開成入り。
連日のハイプレッシャーでかなりスレていたが、さすがはフライ。渋いながらもコンスタントに釣れて午後2時までに僕が96尾、娘が5尾の101尾達成。娘は最初の1時間で5尾釣ったあとは集中力がつづかず、その後はずっとお宝発掘ごっこをやっていた。
獲物の方は、コモノがほとんどだったおかげで尾数が伸びた。
うち、イワナが4尾、ブラウントラウト2尾、サクラマスが2尾。
95尾目に釣りあげたサクラマスは自己最高記録の54センチ。前日に70センチのドナルドソンが4本上がっていたとの情報があったので、ちょっと期待したが、60センチ越えはなかなか難しい。
70センチ級はミノーイングが有効なようだ。
大物とのファイティングパターンも分かってきた。なぜか大物はきまって最初は手ごたえなく、ゆら〜っと上がってくる。ジャンプしたり、横に走ったりしない。簡単に手もと近くまで来るのだが、姿を見せない。深い位置で機会を伺っているのかもしれない。油断してそのまま引き上げようとすると、とつぜん猛然と突っ走る。
最初はこのパターンでよく糸を切られたが、最近は、ゆら〜っという感触で分かるようになった。ゆら〜っとしているあいだに、手早くラインを巻き取っておき、ドラグを調整、いつ突っ走ってもいいように体勢を整えておく。おかげで、ほとんどバラすことはなくなった。
それにしても、最大の収穫は、欲しかった高価なルアー4個を娘が土の中から発掘したこと。
僕自身、ちょっとずつ買って2個になっていたルアーと同じ種類の別色。最初、ひとつを見つけて驚喜していたら、さらに土を掘り進めて合計4個4色を発掘。どうして子どもって、へんな才能があるのだろう?