ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

酔いつぶれデトックス

 2週間前の珠洲トライアスロンのあと、ずっと体調不良。
 体力が回復しないまま、先週末は筑波8時間耐久チャリレース。
 その後、連夜飲み会つづきだったこともあって、完全に体がガタガタの状態で昨晩は新宿飲み。
 ビール、焼酎ロック6杯、さあいい感じで2軒目でマティーニをひとくちすすったとたん、ぐらっときた。
 店の人につまみ出されるまで1時間近くトイレに籠城。
 つまみ出されたあとは、店の前の路上に仰臥。完全に動けない。
 いっしょにいた人に迷惑がかかるので、とりあえず通りかかったタクシーに乗った。ちょっと酔いが醒めたところで電車の駅にでも降ろしてもらうつもりだったが、やっちまった、目が覚めたら小田原。
 しかし、なんかタクシーに乗りこんですぐに値段交渉成立していたらしく、どもりの運転手は涙目になりながら2万円でいいと言う。メーターは3万を越えたところで打ち止めにされていた。気の毒だったので、全財産の2万5千円払った。
 翌朝、6時起床。
 なんかめちゃめちゃ爽快である。
 こんな爽快感は久しぶり。あまりに気分がよかったので、川の字に寝ているワイフと娘を交互につっついてみた。
 深酒の翌日に泳ぐとすこぶる好調だったり、激しい運動のあとの二日酔いが筋肉痛を抑える効果については、すでに仮説として打ち立てていたが、卒倒するぐらいに飲むと、肉体の長期疲労さえもブッ飛ばす解毒効果があるとは新発見である。