娘が中学の修学旅行で京都に行ってしまい、家がしんとしている。
イトヨリ鯛で一夜干しを製作中。
後ろに見える海が、わが漁場(りょうば)。
名古屋のおおいくんが土産にもってきてくれた日本酒と、真鯛のカルパッチョ。
グロテスクな顔のマゴチだが、身は透き通るように引き締まり「夏の河豚(ふぐ)」とも称される高級魚。さばくのは難しかったが、身がたっぷり詰まっている。
天然の真鯛の宝石のようなアイシャドウ。
僕の漁の師匠は2kgのマハタを上げた。しゃぶしゃぶが合う高級魚である。
マゴチの薄造りと真鯛のカルパッチョ。
薄造りといいつつ、包丁さばきがへたくそで、けっこう厚切り。
娘曰く、「マゴチを食べると、タイはふつうの魚に思える」
マゴチのアラを煮込むと、見るからにコラーゲンたっぷりの黄色い浮き汁が出ていたので、思わずスーパーにニンニクと白ワインを買いに走り、ブイヤベースにした。