ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

娘が見たエロ本?

 暑いので朝7時半に娘とジテンシャで家を出た。娘を眼科に連れていくのである。
 ふつうなら僕はランニングだが、すでに炎暑。往復11キロはジテンシャでてっとり早く片づけることにした。
 診察で、結膜炎は完治したと言われた。それはよかったのだが、視力検査で右0.4、左0.5の近視と分かって、かなりショックだった。当人はまだ目がよく見えないという認識はないみたいだが、このままだと小学5年か6年までにはメガネ少女になりそうである。
 ジテンシャでの帰り、コンビニで飲み物を買った。コンビニのガラスに貼られた倖田來未さん(だと思う)のポスターを見て、
「このおねーちゃん、おっぱいのあいだに汗かいとるわ。なんや暑苦しいのう」
 と言いつつ、けっこう釘付けになっていると、娘は冷たい視線でポスターに目をやり、
「これって、エロ本でしょ」
 エロカッコイイ、というのが正しいように記憶しているが、娘の目から見ればエロ本と変わるところがないようである。