ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

1ヶ月ぶりにエリアフィッシング

 シーズンインしてから、チャリ、ランニングにうつつを抜かし、野池釣りはやっていたものの、エリア(管理釣り場)は1ヶ月以上の御無沙汰。
 GW明けから仕事が忙しくなるので、昼間に2時間だけすそのFAに行ってきた。
 初夏の陽気。しかもGW明けとあって、さすがのマスも疲れきっているだろうと思いきや、ここの定番ダークオリーブのウーリーバッガー#8で一投一尾。しかもどいつもデカい。
 腕が筋肉痛。1時間20分でブラウン1尾を含む25尾。一回も鉤(はり)を替えなかったので、さすがになまくらになった針先が曲がっている。僕は鉤を替えるのを面倒くさがる方なので、研究に研究をかさねて壊れないフライを巻いてきたわけである。
 煙草で一服をはさみ、竿をドライ用の細いものにチェンジして、まずエッグ。
 だめ。ぜんぜん反応なし。
 白のウーリバッガー。だめ。反応弱し。
 やむなくダークオリーブのウーリバッガー・ウェイトなし版をキャストすると、着水と同時にバイト。
 何度やっても、飽きずに着水バイト。着水バイトというより、もはや襲いかかってくる感じ。
 こりゃ不良在庫処分のチャンス! チャートボディのエルクヘアカディス、オレンジのパートリッジ・ソフトハックル、グリーンのハックル・・バシバシ在庫処分セール。
 魚がでかいので鉤がイッパツで伸びてアウト。在庫一掃!
 この日いちばんの大物は右上の写真のでぶでぶメタボリック・レインボー。
 寄せては沖まで突っ走られ、ランニングラインまで引っぱり出される猛烈なファイト。ロッドのバット部から継ぎ目まで45センチなので、写真判定45センチオーバー。あまりに重くてレンタルのたも網が首のところで折れ曲がってしまった。
 おもしろかったのが、こやつ、なんと3回も釣れた。口先の特徴ある傷、まるいあごの感じ、ヒレの切れ目、まったく同じやつである。引き方も同じ、網を使ったのも3回、カメラを出すたびに、むむ、またお前か・・。
 世の中にはこんなにサービス精神旺盛な、というか、懲りないのか、きみは。
 2時間枠の釣り時間も、20分を残してへとへと。
 渓流用の細い竿1本を持って、せせらぎの渓流ゾーンへ。ドライの練習、と思ってのぞんだが、フライを入れれば即食うのくり返しで練習にならない。ちびが多いが、これぐらいが釣りらしくて、ほっとする。ここでは20尾まで数えたが、早釣り大会じゃあるまいし、面倒くさくなってやめた。あまりに馬鹿らしいのか、この渓流ゾーンでは誰も釣りをしないようで、終始、ひとりであった。
 家にもどってから、チャリで石垣山1往復8km。
 スーパーに買い物がてらラン3km。



●渓流ゾーンで釣ったちびレインボー。左上の円内は帰りにクルマにたくさんとまっていたハネアリ。マッチザハッチを狙う人はこれからアントフライがおもしろいかも。しかし魚が口にくわえているのは、チャートボディのエルクへア。ぜんぜんマッチしていない。

レインボー 約50尾
ブラウン  1尾
イワナ   1尾
アメマス  1尾
チャリ   8km(石垣山登坂・オルベアORCA)
ラン    3km