ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

菜種梅雨は立ち話日和

 春の長雨がつづいている。
 今日も朝から糠雨のそぼ降る一日。
 スポーツクラブでスウィム、チャリ、ランの3種目。
 スウィムはウェットスーツを着て3000mイッキ泳ぎ。
 エアロバイクでは、年齢をサバよんで「25歳」に設定したら、なさけなくも8分でリタイヤ。「弱」ボタンを連打しても200kw以下に負荷が落ちず、ギブアップ。サバよみのしっぺ返しか、コンピューターの故障か? すっかり脱力、チャリはやめにした。
 ランはハムスターマシン(トレッドミル)で、はじめて「ヒルクライムモード」なるものを使ってみた。前週の掛川マラソン大会で、30キロ過ぎから足が竹馬みたいになってしまった反省から、筋力不足打開のため、雨の日ぐらいは負荷もかけてみようというわけだ。速度が出ないので関節にもやさしそうで、なかなかよかった。
 家にもどって仕事をしていたら娘が帰ってきた。
 雨も小降りになってきたので、娘と買い物にランニングで出発。
 途中、海岸でフライキャスティングの練習30分。そしたら、地元の女の子2人と柴犬のはなちゃんを連れた長谷川釣具店の主人が通りかかった。
「おー、なんか苦労しとるようだなあー!」
 数々の釣り大会を主宰する、小田原では有名な釣りの名士。
 すべての基本はロールキャストにあり。と、さっそく浜辺の熱血指導を受ける。キャスティングの手本をみせてもらい、思わず、お、おみごと、と呻いたら、がははは、と豪快に笑って去っていった。(しかも犬のうんこ踏んでいった・・)
 竿をしまい、ふたたびランニングで新規のスパーマケトをめざす。
 じつは前日、ランニング中に会った顔見知りの主婦から、今年2月に閉店したヤオマサ青物町店がリニューアルオープン(経営者と屋号は変わったが)し、さらにヤオマサ時代のレジ係の妙齢きれいどころY夫人とS夫人も再雇用されたとの情報を得ていた。
 店に着くや、いきなり2ヶ月ぶりにY夫人と入り口でばったり会い、立ち話6分。彼女はうちと同じ小学四年生の子どもがいる。
 店内に入るや、またまたいきなり2ヶ月ぶりのS夫人と遭遇し、立ち話2分。クールな感じのS夫人とはこれまで挨拶ぐらいで、まともに話すのははじめてだったが、なんと、うちの娘のクラスメートのおかあさんであった。
 ほうれん草とほたるいかを買い、生姜を買い忘れたことを思いだして野菜コーナーにもどったところ、娘の親友のおかあさんH夫人と遭遇。立ち話4分。
 雨のスパーマケトのオープン日は、立ち話に花が咲くのだ。

スウィム 3000m
チャリ  4km(エアロバイク)
ラン   11km(トレッドミル+ジョギング)
フライキャスティング 30分(名士の指導あり)
立ち話  12分