ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

はじめてのナイター釣りとシビアな遠投釣り(動画つき)

 はじめてのナイターフィッシングを小山フィッシングエリアで敢行。
 関東晴れ予報のはずが、さすが雷の巣、下野。ルアーロッドを振りはじめると、雷雨と土砂降り。しかしおかげで雨中、ミノーイングで3尾釣れた。塩焼きサイズと丸干しサイズのレインボー。雨が上がると、人が増え、ぴたりと釣れなくなった。
 東北道佐野パーキングで車中泊し、翌早朝、前日に下見した上永野フィッシングリゾート(栃木県鹿沼市)に向かう。
 山に囲まれた最高の水質、環境で、岸辺にはログハウスもある。バックスペースの芝生もひろびろとして、思いっきりフライラインを伸ばせる。今まで行ったどの管理釣り場よりもいい。休日なのに人も少ないし、笑い声が絶えず。寿司詰め状態で悲壮感さえ漂うふつうの管理釣り場とはちがう。
 理由はすぐ分かった。釣りが圧倒的に難しい。キャスティングの腕の差が明確に釣果に現れる。
 シューティングヘッドとモノフィラメントの芸術的なループをくりだして超遠投している隣のふたり組以外は、ほとんど釣れていない。インジケータ組はせいぜい1〜3尾。釣れていない人もけっこういた。
 僕は前日にあわてて巻いたオリーブのウーリーバーガーのおかげで、かろうじて2尾。イワシサイズ。ウーリー以外はまったく反応なし。自分なりのめいっぱいの遠投で底を探った結果だが、ウーリーがなければ、あやうく坊主の危機だった。
 その後、ルアーで2尾。こちらも黄色のスティックルアー以外は反応皆無。
 娘もフライでがんばったが、釣果、アタリなし。遠投できないと、まったく釣りにならないシビアさ。
 風が強烈になってきたので、午後1時に撤収。
 次はぜひログハウスで一泊して、うまい空気と魚を満喫したいと思った。