ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

うはは、マス爆釣!

 11月締切のもろもろが終わったので、12月初日の今日は夕方、近くのマス釣り場に行ってみた。
 平日なのに人がけっこういっぱい。(県外ナンバーが多い)
 スプーンとかスピナーとか、ほとんど使ったことがないので、ほんとにこんなもんで釣れるのかと思っていたら、釣れない。
 ナチュラルカラーのミノーに替えたら、いきなりバイト連発。釣り場のルールでバーブレスのシングルフックしかだめなので、うまく合せられない。が、一投すれば、2回3回とバイトしてくるときもあり、さすがに釣れた。イワナに似ているがブルックF1というらしい魚。とりあえずキープ。
 このあとは同じぐらいの型のブルックが連発。大物を狙うことにして、4尾リリース。
 なんとなくコツが分かってきたので、スピナーを使ってみる。来ない。
 と思っていたら、いきなり竿がぶんとしなり、リールから糸がうじょじょーっと出ていく。ぜんぜん巻けない。
 こなくそと3巻きぐらい、ちょっとテンションをかけただけで、ばつんと糸が切れた。糸の切り口は、やすりで削られたみたいになっていた。まさかとは思うが、イトウか? スチールヘッドか? (養殖イトウも放流されているそうです)
 スピナーといっても、ジグヘッドのついたダブルブレード&関節つきで、ミノーぐらいの大きさはあるスピナー。確か、カサゴ狙いの海釣り用として売られていたやつだ。唯一のスピナーがなくなってしまったので、今いちどスプーンを試す。最初のやつとは違って、からし色の小ぶりのスプーン。来ない。
 と思ったら、がつんと来た。ものすごいファイト。5分ぐらいかけてやっと寄せた。が、ランディングネットに入らない。たかがマスと思って、ちっこいランディングネットを買ってしまったのだ。やけくそで、ランディングネットの柄で魚をしばいて確保。ドナルドソンとかいうファイトの強いマス。でっぷり太った46センチ。小さなフックが大きな下あごに、こじんまりと引っかかっている。どうりでバイトしても、よくバレるわけだ。だいたい数値化すると、10バイトにつき3回ヒット、うち2回はファイト中にバレる割合。へたくそ。
 場所を変えてまた数匹釣り上げ、リリース。
 いちばん最初にやったスプーンでは釣れないものかと、試してみたら、良型がたてつづけに2尾。なんだ、釣れるじゃないか。
 けっきょく何を投げても釣れることが分かり、納得して煙草を一服。
 隣で派手なでかミノーずる引きのおばちゃんがマシンガンのように爆釣していた。なんだ、へんなアクションとかつけないで、ただ引けばいいのか。納得して、撤収。
 家には大きい4尾を持ち帰り、さばいて料理した。(でかくてグリルじゃ焼けない)
 ちょっと臭いけど、娘は喜んで食っていた。赤身が二尾、ピンクが一尾(写真上の2尾は同じ魚かと思ったが、さばいてみると身の色がぜんぜん違っていた)、白身が一尾。
 白身(イワナ系のブルックF1。写真の一番下)が、いちばんうまかった。しかし、食いきれない。次は大きいのじゃなくて、小さめのブルックを持って帰るようにしよう。