ハード・ロハス

スロウライフ・スピードスタイル

兼業主夫からビジネスウマン妻へのメエル

ぽん。
 
今日もやっぱ遅くなりそうですか?
 
こっちの今日は仕事がめまぐるしい一日だった。めまぐるしすぎたせいか分からないけど、夕飯のあとブッ倒れたよ。
 
そういえば朝のプールも、2km泳ぐのが精いっぱいで、おかしいなあと思った。
プールの行き帰りのラン3kmも、今日はめずらしく走れなくて歩いた。
こやりのお迎えのラン3kmも、ぜんぶ歩いた。体調は悪くないのに、なんか底力が出てこない感じ。
夕飯を食べ終わったら、貧血症状になって、目の前が暗くなってぶっ倒れた。気がつくと、こやりもいっしょに寝てた。
今は復活。こやりはまだ寝てる。

おそらく昨日の80km自転車突貫走行中に起こったハンガーノックの後遺症からつづいているエネルギー不足が原因だろう。ハンガーノックは知ってるよね? 体の中のATP切れで、とつぜんペダルを漕げなくなる。自転車乗りのあいだでは怖れられている。
以前、新聞の記事で、マラソンについて似たようなことが書いてあった。人間は自分の血液中に持っているエネルギーを使い果たすと、ちょうどオートバイのガソリンをリザーブに切り替えるみたいに、肝臓内のグリコーゲンを分解してエネルギーにあてるらしい。このリザーブの厄介なのは、一度使ってしまうと、元に戻すのに何週間も時間がかかる。だから、マラソン選手は本番前は練習量を半分ぐらいにして、グリコーゲンを使わないようにするんだって。本番では後半はいっきにグリコーゲン走行モードになるからね。
 
昨日は二日酔いだったせいもあって、何も飲まず食わずで走りだした。気持ち悪かったので、いつも買うアミノ酸飲料じゃなくて、ふつうのお茶にした。往路は風向きが悪くて、時速30キロがやっと。ほとんど25キロぐらいで走った。帰りは楽だと踏んで、折り返し地点の関宿アミノ酸ゼリーとカロリーメイトを摂取したけど、時すでに遅しだったんだろう。復路は40キロで快調に走っていたんだけど、とつぜん、ペースが上がらなくなった。風向きが変わったのかと思ったけど、そうじゃない。休みを2回入れて、残り15kmのポイントからは死にものぐるいで時速40キロを維持して走った。
それで、帰ってきたときの状態が、いっしょに昼飯を食べたとき。一歩も動けないって顔してたでしょ。2000キロカロリーぐらい食べて、でもすぐ腹減るから、3時間ごとに2000キロカロリーぐらい食べて、それでも何か体がどんどん吸収していく感じで、ハンガーノックの怖さを思い知った。
夜中も朝も食べて、それでも力がでないまま、夜になって貧血でバタン。
今も飲んでるけど、昨日から突然、やけにコーラばかり飲みたいのも、ブドウ糖が欠乏してるんだろうね。
 
体力がついたと思ってたけど、じつはアミノ酸飲料を切らすと、ハードトレーニングは維持できないことを知ってちょっとショック。しょせん、科学の力だったんだ。科学がうみだしたアイヤンマン。鉄人267431号。1億総鉄人国家。じつは国家とアミノ酸企業(AJINOMOTOか?)の陰謀。
毎日、2リットル以上のアミノ酸飲料を飲んでたから。みんながそうなって、アミノ酸なしでは生きていけなくなったら、アミノ酸企業は、じつにもうかるだろうねえ。
 
日課の話。
午後は3時にこやりを迎えに行き、じっくり時間をかけてカレーをつくった。
デリーカレーの方だけど、まず大きなブロックの鳥肉を使う。
これは時間がないと臭みが強くてできない。今回は、時間をかけてゆっくり火を通し、
ちょっと硬くなるぐらいまで火を通した。柔らかいと臭いんだよね。カンペキ。
マッシュルームはカレーにいれる前に熱を通し、じゅうぶん水気を切った。
思いついたのは、電子レンジがいいかもね。あとから思いついたから遅かった。
カレーが水っぽくなる原因の多くは、マッシュルームとか野菜からでる水だからね。

かねてより試してみたかったのは、これらの食材を合わせた上で、
低い温度でずーっと火にかけつづけること。
煮込むことはスパイスの香りが飛ぶので厳禁らしいので、
80度ぐらいの温度で漬け込む感じ。

大成功!!! マジうまい。
でも欠点。味はいいかわりに、香りが少なくなった。
あと、量がすごく少なくなった。

次回ためしてみたい解決法。
カレールーを2つ用意。
ひとつを今日と同じ方法で高温漬け込み用に使う。下ごしらえ用とでも言おうか。
そして食べる直前に、もうひとふくろをバーっとまぜる。
どう? 聞いてるだけで、うまそうでしょ。

あと、今日はピエトロドレッシングを買ったので、カツオタタキとサラダのマリネ。
ピエトロドレッシングは十年ぶりぐらいかな。懐かしい味だった。当時は、革命的な気がして、毎日サラダばかり食べてた記憶あり。